というわけでせっかくなので全曲感想れっつごー!


 密林さんに頼んだらえらく遅く届いて涙に暮れておりましたが、なんとか赤青両方手に入れました。
 じゃんぷなんばーわん! です!
 
 しかも手に入れてすぐに聞くことができなくて、ちょっと遅くなりましたが、聞いてすぐの感想を残しておきたいと思います。
 
 
 しかし、しかし申し訳ありませんが、わりと辛めなので、たたみます(泣)。
 
 

DREAMER
 
 「あーサマリーでOPかEDだな」と一音目から思う、ワタクシ的にいかにもじゃにーず! の曲。
 とはいえ歌詞を聞いちゃうとざっくり斬られて「いていていて!」となりました(笑)。
 藪のソロパートと転調していく音が大変好きです。 
  
INFINITY
 
 光作詞、伊野尾ちゃんピアノ。
 イントロのシンセの音が某TMなんちゃらさんの音を思い出すのは私が昭和生まれだからですか。
 ピアノがすごく一瞬しか入ってない気がするのは私だけですか。
 有岡さんの声がすごく合ってる曲だなーと思います。
 
瞳のスクリーン
 
 反射的にあのいつもひどい目に遭っていたあいのすけくんが思い出されます。
 毎週信じられないほど痛々しい山田様を拝見できる素晴らしいドラマでした。
 これは振付込で好きな曲なので、今聞くと頭の中でうたばんの映像が回ります。
  
真紅
 
 山田様は期待を裏切らない頑張り屋さんだなあと感心しました。さすが「がんばらないをがんばる」方ですね。
 「山田くんはこう!」という路線を引かれたとしても、それを外さないで、ちゃんと乗っかって、その上でがんばる。
 山田様、すごくかっこいいね、と思いました。
 今までのソロ曲の流れをくんでいるけれど、歌詞の世界はぐっとかわいらしくなっているのがいいです。
 
ガンバレッツゴー!
 
 これがアルバムに入ってなかったら絶対暴れてました(笑)。通して聞けて、やっぱり大好きだーの気持ちを新たにしました。
 サビの弾ける明るさとかBメロでフレーズごと歌い継いでいくところとかいいなあ。
 さまりーで絶対「僕たちの夏は終わらないよ」って言ってくれると思います!
 (しかしこれが入ったおかげで『輝きデイズ』は入らなかったんだよねきっと…)
 (いえ絶対こっちのほうがいいですが)
  
情熱JUMP

 歌詞を字面で読むと意外に重たい印象なのに、歌っているのを聞くとそうでもないのが面白いですね。
 きらきらと舞い上がるほうが似合うと思うのだけど、ギラギラ舞い上がっちゃうんですね。
   
すまいるそんぐ

 知念さんって本当に謎なおひとだと思う。
 アイドル雑誌に載ってる知念さんがいかにも書きそうなイメージのある歌詞なんですけど、ラジオ聞いているとすごいギャップを感じます(笑)。
 曲がまたすごい不思議なメロディと編曲に思えて、これってステッキ持って歩く知念さんのシルクハットから鳩が飛び出してきそうなんですが、どうでしょう。
 あ、あとタンバリンかわいいですよね! 歌詞カードに書いてなかったらこんなに気をつけて聞かなかったと思います!
 
Memories

 サビがすごく印象的で、コンサートの締めに使うのにいい曲だよなと改めて思いました。
 これはTEN-GOKUコンで聞いたはず。左目探偵の単発ドラマの曲だと紹介されて、そのときも「懐かしい曲調だなー」と思ったんですが、通して聞くとさらに思います。
 私が懐かしいというのは、ヘイセイガールズにはいっそ新しいのかしら…。
 
Dreams come true

 作詞・作曲・編曲のゴールデンコンビネーション。
 気がつくと大好きな曲になってます。
 ちぃさんのハイトーンボイスがものすっごい好き! です。
 
Time

 このアルバムでメンバーが手がけてる曲の中では一番好きです。
 ちゃんと風景の見える歌詞があって、マイナーコードの曲調と早めのリズムでざわざわした空気が伝わってくるのが好きなんです。
 そして自分で驚いたのですが、この曲の高木さんの声がすごく気に入っています。
 歌詞はラスト4行がぐっと来る。ここまで暗ーくきてるのに、どんでん返すところが素敵。
  
Score
 
 コンサートで聞いたときも「なんてかわいいのかなこのひとたち…」と思ったものですが、改めて聞くとほんとにかわいいですね…。
 どうしてもコンサートのバックの映像が頭から消えないのがツライ。
 ポップカラーの音譜がキラキラ現れて消えてくあの映像……誰が選んだのかしら……。
 そしてこの曲、ベストが歌うにはキーが高いのでは、という疑問が頭から消えません。。。

Your Seed

 この曲のPVがなかったらじゃんぷにハマることはなかったんだよなーと感慨深いです。
 
アイ☆スクリーム
 
 メンバーのラップを聞き分けられない自分にがっくりしました…。
 微妙にわからないんですよね。
 へいせいのところで手を上げさせられるんでしょうね−。お手振り曲に決定なのかな?
 
真夜中のシャドーボーイ
 
 このPVもあまりの出来にすごい回数リピートしました。
 思わせぶりなメロディラインも好きですし、ちょっとずつあるソロパートの声が好きです。
  
Dash!!

 メンバーが手がけた曲の中では2番目に好きな曲。
 これは作曲が原一博さんだというのが大きいかなーと思います。
 歌詞のイメージにあった疾走感とドラムの音と、全員の前のめり気味の歌い方が好きです。
  
Ultra Music Power

 なんだかんだいってデビュー曲というのは良いものです。
 壮大なイントロといい、コーラスワークといい、ちょっと意味のとりにくい歌詞といい、高揚感があっていいですよね!
 
Thank You 〜僕たちから君へ〜

 さまりーの予定が入ってなかったらこの曲はなかったと思うのです。
 鼓笛隊でいきなりメドレーなのは、絶対さまりーでやります、ってことですよね。
 それがアルバムラストである必要がどこにあるのかについてはこれ以上突っ込みません……。
 
 そして青と赤で違うメッセージ入れてくれるなら、正直、正直! その時間で違う曲入れてほしかった……!!
 でも、圭人のメッセージの読み上げの声が低くて、すっごいかっこいい! のが大好きです!
 
 
 
 しかし通して聞いてしみじみと思うんですが、ヘイセイ生まれ的にこのアルバムって楽しいんでしょうか。
 シングル聞く度に「なんでこんなに昭和な音?」と思っていたんですけど、続けて聞くと本当に『シャドーボーイ』『瞳のスクリーン』『情熱じゃんぷ』あたりは昭和のアイドルが歌ってておかしくない曲調に聞こえます。
 それをヘイセイアイドルが歌うギャップがいいの?
 それともヘイセイ生まれには、ぐるっと回ってこれがレトロチックでいっそ新しいの?
 
 なんというか、もっとこう、せっかくのファーストアルバムなんだから、がつんとアイドルチックなアルバムにならなかったのかな、と、思ったり。
 1枚目はキャンディボックスみたいなアルバムが良かったのです。
 甘いストロベリーがあって、ちょっと酸っぱいレモンがあって、きりっと爽やかミント、まったりコーヒー、ミルクもオレンジもあるよね、みたいな感じ。
 でも基本的に全部キャンディだから、甘いよ、っていう。
 口の中にキャンディがある間はすごく幸せな甘さに浸っていられるの、というのが私の希望でした(笑)。
 
 このアルバムはちょっとそれからは遠い。
 曲の並びのアップダウンがありすぎて、とっちらかってる印象が強いのです。
 
 シングル5枚のうち、前半2曲/ゆあしど/後半2曲で、路線が違っているのがはっきりしすぎているので、せめて、1曲目と17曲目は変えないとしても、前半戦はキラキラ路線の曲でまとめて(セブンメイン)、後半戦はギラギラ曲調路線でまとめて(むりやりベストメイン)、という流れにして、ベスト曲はせめて『スクールデイズ』(『ス・リ・ル』ならなお良し)にすれば、もうちょっとまとまったのでは、と思うのは趣味に走りすぎでしょうか。

 以上、7回くらい通して聞いていての感想でした。